花束をもらったあとの取り扱いはこれでOK！自宅に飾るまでの流れ。

花束って、お誕生日、送別会、結婚記念日、ピアノコンサートなどなど、もらう機会は意外と多いと思います。そして、お花をもらうと特別な感じがして、とても嬉しいものですよね〜。

でも、こんなに豪華なお花をもらったけど、「どうやって生けたら良いのかわからない！」とか、「花瓶がなくて生けられない！」なんて方、結構いたりするかもしれませんね。

お花好きが高じて、お花の仕事に携わっている私、生ける時のポイントから花瓶を持っていない時の代用品までご紹介します！

お花をもらったらまずこれをしよう！

お花をもらった後、どうやっていますか？

まさか、家に帰ってきて、そのまま机にぽんっと置いてないですよね！

まず、水にお花をつけてあげましょう！

お花屋さんでは生き生き咲いていたお花も、花束になって、誰かの元にプレゼントされるまでの間、結構長い時間がかかっているんです。

お花屋さんでちゃんと茎の処理をしてあって、茎の先に水で湿らせた紙タオルが付いている場合もありますが、ちょっとお安いところで買ってしまったものだと、先は茎がむき出しだったりして。。。

お花を美しく綺麗に保つに不可欠な水。花瓶がなくても水が入る器なら、なんでも良いんです。茎の先を水に浸してあげるだけでお花は綺麗に生き帰ってきてくれます！

水に入れる時に、できればハサミで茎の先を斜めに切ってあげましょう！

少し先を切ってあげるだけで、乾いている茎の先がフレッシュになって水の吸い込みが良くなります。

その時に、お花を生ける器に合わせて長さを考えてカットすれば素敵にアレンジもできちゃいますね。

花瓶がないときは・・・

お花をもらって嬉しいと言っても、生けようとした時に、「花瓶がない！」と慌ててしまいますよね。

でも、大丈夫です。

花瓶がなくてもきっとお水が入る器はあるのではないでしょうか？

コーヒーカップにさっと生けたり、空き瓶があればそこに小さなブーケとして生けてみたり。

それだけでお花は喜ぶと思います。

でも、せっかくのお花をコーヒーカップに生けるために短く切るのは勿体無いという方は、バケツやワインクーラーはそばにありませんか？バケツやワインクーラーでもカッコよく生けられますよ。

ブリキのバケツなら、無造作に生けたお花でもお花屋さんのように可愛くなるし、大きめのガラスのワインクーラーなら、少し傾けて生けると大人な雰囲気の生け方ができるでしょう。

私は、花瓶があっても使わずに、わざとコーヒーカップやブリキのワインクーラーに生けちゃう時もあるくらい、素敵に生けられるんですよ。花瓶とは違って、それはそれで別のよさが出て、部屋のアクセサーになるんですね。

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想い出を長く飾りたい時は・・・

そして、花束をもらったのが、結婚記念日とか誕生日とか、特別な人から特別な理由でもらったのなら、その想い出を長くとっておきたいですよね。

その場合は、プリザーブドフラワーにしたり、押し花、ドライフラワーにしてみましょう。

ただ水に生けるのとは違って、手間はかかりますが、想い出が長く残せるでしょう。

どうやって作るか作成方法をそれぞれ簡単にご紹介します。

【プリザーブドフラワー】

1. 生の新鮮な花を茎２-３センチ残して切る
2. 花を脱水、脱色剤に浸す（メーカーによるが６時間以上）
3. 脱水、脱色が終わり次第すぐに着色液に浸す（メーカーによるが１２時間以上）
4. 着色が終わったら2の液で手早く洗浄する
5. その後、乾燥させる（ドライヤーや自然乾燥をする）

【押し花】

1. 本などを開いてその上にティッシュペーパーを置く（本が汚れないようにする）
2. ティッシュペーパーの上にお花を綺麗に置く
3. 本を閉じて、あれば重しを置く（4-5日で出来上がる）

【ドライフラワー】

1. 逆さまに吊るす
2. 風通しのよいところに置いて置く（2-3週間で出来上がる）

このように、水を必要としない形にしておけば、お花も長持ちしていつでもその時の想い出と一緒に綺麗に残せそうですね。

まとめ

• 花束をもらったら、茎の先を切り、水が揚がるように生けよう
• 花瓶がなくても、水の浸かる器を使えば、可愛く生けられる
• 水を必要としない形に変えれば、長く楽しめる

せっかくいただいた素敵なお花を素敵に生けたいのはみなさん同じだと思います。

そしてお部屋の中にお花が少しでもあると気が安らぐというものですよね。少しでも長く楽しむことができるように色々と試してみてくださいね。

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